1.国の新型コロナウイルス感染症防止の方針
❶ 一人ひとりの基本的感染対策
身体的距離の確保
マスクの着用
手洗い
❷ 日常生活を営む上での基本的生活様式
こまめに手洗い・手指消毒
咳エチケットの徹底
こまめに換気
身体的距離の確保
「3密」の回避(密集、密接、密閉)
一人ひとりの健康状態に応じた運動や食事、禁煙等、適切な生活習慣の理解・実行
毎朝の体温測定、健康チェック
❸ 日常生活の各場面別の生活様式
●買い物
・通販も利用
・一人または少人数ですいた時間に
・電子決済の利用
・計画をたてて素早く済ます
・並ぶときは前後にスペース
●娯楽、スポーツ等
・歌や応援は、十分な距離かオンライン
●イベント等への参加
・接触確認アプリの活用を
・発熱や風邪の症状がある場合は参加しない
●公共交通機関の利用
・会話は控えめに
・混んでいる時間帯は避けて
・徒歩や自転車利用も併用する
2.感染予防の基本的な取り組み
施設の特性・公演の規模や態様を十分に踏まえ、施設内及びその周辺地域において、ご来場者、当該施設の管理・運営に従事する者、出演者及び公演の開催に携わるスタッフへの新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、必要となる負担を考慮に入れながらも最大限の対策を講じる。
特に、
1. 密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
2. 密集場所(多くの人が密集している)
3. 密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)
という3つの条件(いわゆる「三つの密」)のある場では、感染を拡大させるリスクが高いと考えられ、本ガイドラインでは、これを避けることで自己への感染を回避するとともに、他人に感染させないように徹底することを旨とする。
なお、新型コロナウイルス含む感染症により政府ならびに各地方自治体より、緊急事態宣言の発令および自粛要請・指示があった場合、その要請に従い、公演の中止または延期とする。
また感染リスクへの対応が整わない場合も公演の中止または延期を検討する。
3.基本対策(事前準備)
❶ 主催者・スタッフが取り組むこと
ガイドライン及び現場の対応方針を周知徹底する
マスク着用、手指消毒、手洗い、咳エチケットを徹底する
主催者・スタッフ、公演関係者等、氏名及び緊急連絡先、勤務状況を把握し名簿を作成する
作業開始・公演日2週間前から毎日検温、体調報告、行動記録を提出
発熱やのどの痛みなどの感冒症状がある場合は出勤しないようにし、勤務先や関係先に連絡、報告する
運営・管理に必要最低限度の人数とするなど、ジョブローテーションを工夫する
作業の状況に応じ、各セクションごとに入場時間や退場時間を一定時間ずらす
ユニフォームや衣服をこまめに洗濯する
舞台・ステージ前から客席の最前部までは十分な距離を取る
ご来場者との接触機会を減少できるような取り組みを工夫する
極力密集することを避け、人と人との十分な距離の確保を徹底
接触確認アプリの活用を要請する
❷ ご来場者に依頼・周知すること
ご来場時に関する事項への同意
マスク着用、手指消毒、手洗い、咳エチケットを徹底する
下記事項に該当する場合にはご来場を控えるよう周知する
<具体的なケース>
・37.5度以上の発熱がある方
・咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・ 筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐などの症状がある方
・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方
・過去2週間以内に同居する家族が感染陽性者の濃厚接触者と判断された方
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者発生施設利用がある方
・現在感染中である(陽性反応が出た後陰性の確認ができていない、あるいは発症後 14 日が経過していない)
ご来場者数を国の定める定員とする
ご来場時の検温の実施など感染予防対策を周知する
例)
・非接触体温計の使用
・ご来場当日の“ご来場者情報シート”を原則とする
名前、連絡先、座席番号などの情報を収集する“ご来場者情報シート”を全てのご来場者に記入の義務付け・提出依頼をする
新型コロナウィルス含む感染症により政府ならびに各地方自治体より、緊急事態宣言の発令および自粛要請・指示があった場合、その他、感染リスクへの対応が整わない場合は、公演の中止または延期がありえることへの同意
都道府県をまたぐ移動の場合は、新型コロナウイルス感染症対策を万全にすることの依頼・告知を行う
座席及び整理番号ごとに時間帯を分けて規制入場・退場を行う
公演予定時間の事前告知
主に身体的距離のための座席配置や座席番号発券後の変更がある場合がある
公演の中止または延期がありえることへの同意
<具体的なケース>
・新型コロナウイルス含む感染症により政府ならびに各地方自治体より、緊急事態宣言の発令および自粛要請・指示があった場合
・その他、感染リスクへの対応が整わない場合
接触確認アプリの利用を原則とする
❸ その他
公演関係者の氏名、緊急連絡先、勤務状況を把握し、名簿を作成する
接触確認アプリの活用を促す
4.基本対策(当日準備)
❶ 主催者・スタッフが取り組むこと
マスク着用、手指消毒、手洗い、咳エチケットを徹底する
会場のスタッフ入口(楽屋口)において検温所を設置し、非接触型体温計により公演関係者の体温を測定する
下記事項に該当する関係者(出演者・舞台スタッフ・運営スタッフ・公演関係者)は入館不可とする
<具体的なケース>
・37.5度以上の発熱がある方
・咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・ 筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐などの症状がある方
・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方
・過去2週間以内に同居する家族が感染陽性者の濃厚接触者と判断された方
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者発生施設利用がある方
・現在感染中である(陽性反応が出た後陰性の確認ができていない、あるいは発症後 14 日が経過していない)
バックヤードへの入場は必要最小限の人数に制限し、関係者挨拶等は実施しない
不特定多数の人が触れる場所を消毒する
例)
・ドアノブ、手すり、蛇口、椅子、楽屋や控え室の備品を消毒する
・レンタルした備品は、搬入・設置後に消毒する など
感染を予防できるような備品、消耗品を設置する
例)
・マスク、消毒液、ビニールカーテン、ペーパータオルを設置する
・楽屋では使い捨ての紙皿や紙コップを使用する など
作業エリア及び楽屋・休憩スペースの換気を徹底する
飛沫感染防止の為、大声での会話の禁止
手洗い・消毒の徹底(各お手洗いに液体石鹸設置。楽屋ロビーにアルコール消毒液を設置)
飲食喫煙を含め、休憩・休息をとる場合には、できる限り十分な距離を確保するよう努め、休憩時間をずらす等の工夫を行い一定数以上が同時に休憩スペースに入らないようにする
食事とケータリングは1回分ずつ分けて配布するものとする(ビュッフェ形式での提供ではなく、お弁当形式での提供。すべての飲み物は1回分の容器に入ったペットボトルや缶で提供。)※ティパック・お湯ポット・コーヒーメーカー等共有備品での飲み物提供は原則行わない
地方公演時における在京スタッフに関して、前乗り時・公演後の不要不急の外出や、感染症対策が不十分なレストラン・居酒屋・バー等店舗での飲食は例外なく禁止とする
特に公演日に関しては舞台スタッフには代理の方のスタンバイ要請。(発熱等で入館できなかった場合
❷ ご来場者に周知すること
マスク着用、手指消毒、手洗い、咳エチケットを徹底する
ご来場者数を国の定める定員とする
発熱やのどの痛みなど、感冒症状がある場合にはご来場を控えるよう周知する
ご来場者情報シートの氏名確認のための身分証チェックの詳細告知
入待ち・出待ちは控えるよう呼びかける
接触確認アプリの利用を原則とする
プレゼント・差し入れ禁止
5.基本対策(入場時)
❶ 会場入口において行うこと
ご来場者へのマスク着用の喚起、手指の消毒、検温を実施する(再入場の際も同様)
各入場口において検温所を設置し、非接触型体温計によりご来場者の体温を測定する
ご来場者への検温を実施し、発熱やのどの痛みなど、感冒症状がある際は入場しないよう要請する
<具体的なケース>
・ご入場時の検温にて、37.5度以上の発熱が確認された方
・咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐などの症状がある方
・新型コロナウイルス感染症の陽性判定者、濃厚接触者、治療中または経過観察中の方、陽性者発生施設の直近でのご利用経験がある方
・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある場合
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方
・過去2週間以内に同居する家族が感染陽性者の濃厚接触者と判断された方
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者発生施設利用がある方
・現在感染中である(陽性反応が出た後陰性の確認ができていない、あるいは発症後 14 日が経過していない)
接触確認アプリの利用を促す
チケット、ご来場者情報シート、各種身分証、全ての情報が合致した方のみ入場出来る
❷ 入場時の行列に関して行うこと
身体的距離を確保するように間隔を空けた整列を促す
例)
・入場列は最低でも1m、できるだけ 2m を目安にスペースを確保する
・分散入場や立ち位置の指定 など
❸ チケットに関して行うこと
ご来場者との接触機会を減少できるような取り組みを推進する
入場時電子チケット確認による簡略化。紙チケットのもぎりはご来場者自身にお願いするなど接触回避に努める
例)
・ご来場者が提示した内容をスタッフが確認する
・電子チケットを推奨する など
入場口でご来場者に対応するスタッフは、マスクや手袋を着用する。作業前後は、石けん・流水による手洗いを徹底する
❹ ご来場者に関して行うこと
プレゼント、差し入れ等は控えるよう呼びかける
チケット、ご来場者情報シート、各種身分証、の提示を依頼し、全ての情報が合致した方のみ入場する
ご来場者情報シートの事前記入・持参ができなかったご来場者は、開場時間前よりご来場者情報シート記入場所にて、使い捨て筆記用具、使用済み筆記用具ボックスなどを利用の上記入する
*身分証とは、ご来場者のフルネームが確認できるものを指す。パスポート・運転免許証・住民基本台帳カード・保険証・住民票・戸籍謄本・年金手帳・マイナンバーカード・社員証・学生証・身体障害者手帳・外国人登録証明書・taspo・クレジットカード・キャッシュカード・ICカードなどを最低1点持参
ご来場者情報シートは、ご来場者より入場時に預かり、保健所や自治体などの、公的機関から要請のあった場合のみ情報をアミューズより提供する。預かった情報は公演終了1か月は主催者で管理し、その後、責任をもって破棄する。また、個人情報の取り扱いに関しては、以下、アミューズプライバシーポリシーに準ずる
https://www.amuse.co.jp/policy/privacy.html
6.基本対策(公演時)
❶ 主催者・スタッフが取り組むこと
マスク着用、手指消毒、手洗い、咳エチケットを徹底する
ご来場者と演者が接触するような演出は行わないようにする
会場内でも適宜手指消毒ができるよう、消毒液を設置する
❷ ご来場者に依頼・周知すること
会場内外においてマスクの着用・咳エチケットを徹底
場内・ロビーでの歓談の自粛のお願い
飛沫感染防止の為、大声での会話・声援の禁止
公演中、席の移動を控えるよう促す
身体的距離の確保や人と人との接触機会を減らすように促す
ご来場者同士の接触を控える
会場内にて物を投げない
ご来場者同士、物の貸し借りをしない
手洗い・消毒の徹底(各お手洗いに液体石鹸や手指消毒用アルコールを設置)
会場内外において人と人との身体的距離確保の徹底
会場内の公衆電話やお手洗いに設置されているハンドドライヤーは、利用停止。また、エレベーター、喫煙所、カフェ、売店などは状況によって規制利用とする
大声での会話、声援、物の投げ込み、お客様同士の接触(物品の受け渡し、手を握る、ハイタッチなどの行為)は控えていただくように促す
出演者に宛てたプレゼントや手紙、スタンド花や楽屋花は辞退する
COCOAや、各自治体などが推奨する追跡アプリの利用を促す
密集回避の為、入場時間の延長及び時間ごとによる規制入退場・また入場待機場所の確保を行う
❸ 出演者に依頼・周知すること
観客に対し、コールアンドレスポンス含め大声を出すなどの行為を喚起しない
ステージ上に観客を上げたり、客席に降りるなど、むやみに観客と接しない
ステージ上から観客に対し物を投げない
<例>使用したタオル、ペットボトルやギターのピックなど
出演者同士、十分な距離を置く
握手会などのご来場者と接する機会を設けない
楽屋など控室での長時間滞在を避ける
本番時以外はマスク着用
❹ その他運営に関すること
感染の疑いのある者が発生した場合、速やかに且つ適切に対応する
公演主催者が要請するルールやマナーを遵守できないご来場者に対し、退場を促すことを検討する
不特定多数の人が触れる、ドアノブ、蛇口などは定期的に消毒する
主催者が要請するルールやマナーを遵守できないご来場者に対しては退場を促す
7.基本対策(退場時)
❶ 主催者・スタッフが取り組むこと
時間差での退場を促すなど密な環境が発生しないように取り組む
行列が生じないよう、動線の設定や誘導を工夫する
交通機関との連携を行う
❷ 退場口において行うこと
出待ちや面会等は控えるよう呼びかける ( 密集を避ける )
プレゼントや差し入れ等は控えるよう呼びかける
適切な誘導を実施する
8.基本対策(公演後)
❶ 会場にて行うこと
不特定多数の人が触れた場所を消毒する
清掃やゴミの廃棄を行う際は、マスクや手袋の着用を徹底し作業後は手洗いする
❷ 主催者・スタッフが取り組むこと
密な環境にならないよう、撤去時間に余裕をもたせる
物販などで行列が発生する際は、身体的距離を確保するよう間隔を空けた整列を促す
機材や備品、用具等を取り扱う際は、不特定者の共有を制限する
清掃やゴミの廃棄を行う際は、マスクや手袋の着用を徹底し作業後は手洗いする
感染が疑われる者が発生した場合に、公的機関による聞き取りに協力し、情報提供を行う
❸ ご来場者に依頼・周知すること
退場時においても身体的距離を確保するよう周知する
出待ちや面会、待ち合わせなど、密な環境が発生しないよう周知する
9.基本対策(物販)
❶ スタッフが取り組むこと
従業員のマスク、手袋の着用、手指消毒、手洗い、咳エチケットを徹底する
対面での販売は、フェイスシールドやビニールカーテンの設置など、購買者との間を遮蔽できるよう努める
購買者との接触機会を減少できるような取り組みを実施する ( キャッシュレス決済導入など )
行列ができてしまう際は身体的距離を確保するよう間隔を空けた整列を促す
❷ ご来場者に依頼・周知すること
通信販売の利用を検討する
最小人数で利用する
10.基本対策(感染が疑われる場合の対応)
❶ スタッフの場合
スタッフが濃厚接触者となった場合は14 日間の自宅待機とする
感染が疑われるスタッフは、勤務先や関係先に連絡をした上で、保健所の相談窓口に連絡し、指示に従う
スタッフの感染が陽性と確認された場合、勤務先や関係先に連絡をした上で、保健所等の指示に従い、医療機関への入院やホテル等で宿泊療養を行う。勤務先は、感染したスタッフの状況把握に努める
スタッフが感染した場合は、当該スタッフの濃厚接触者を特定し、自宅待機とする
❷ ご来場者の場合
発熱や呼吸困難、倦怠感など感染が疑われるご来場者が現れた場合は、他のご来場者と区分した部屋で待機させ、マスク着用の上、外に出ないようにする
保健所の相談窓口に連絡をし、感染の疑いのある者の状況や症状を伝え、保健所からの指示に従う
37.5℃以上の発熱があった患者が平熱に戻った場合、観覧エリアには戻さず医師の判断を仰ぐ
他のご来場者への情報提供は、保健所の指示に従う
ご来場者、スタッフ等の名簿を作成し、保健所への提出に備える